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ロイ・ニューバーガーのプロフィール

アメリカの財務家、資本家。米国有数の独立系資産運用会社ニューバーガー・バーマン・グループの創業者。50年以上の投資キャリアを持ち、投資で成功を収めた投資家。ニューバーガー・バーマンは手数料なしのミューチュアルファンドや、顧客へのカスタムメイドファンドなどで急成長した。芸術の後援者としても知られている。無類の美術好きで青年期にルーブル美術館に足しげく通っていた。その時代にゴッホの伝記を読み、存命中に絵をたった1枚しか売れず貧しかったというエピソードを知り、後年に芸術家の経済支援の活動を行うこととなる。

44年の投資家生活を支えた5つのルール

  1. 常に柔軟であれ。新しい状況が訪れれば、自分の思考も変化していかなければならない。
  2. 自分の性格を見極めて、それに沿った運用を行え。
  3. リスクを分散しろ。元本の一部は常に保全されるようにする。配当、評価益の双方に注目する。
  4. 勝つ方法はひとつではない。過去の投資家はみんな自分流のやり方で成功した。
  5. 常に物事を疑え。

勝つ方法はひとつではない。ベン・グレアム(ベンジャミン・グレアム)は、株式銘柄の持つ潜在的な「価値」を理解することによって成功した。ベン・スミスは空売りを熟知していた。T・ロウ・プライスは新産業の台頭をいち早く察知する能力に優れていた。

ウォール街は絶えず流行に振り回されてきた。自動車株やコングロマリット株に人気が集中した時期もある。いずれにせよ、ある程度の株を購入するなら、その会社が取り扱う商品が「優れていて」「ニーズが高く」「経営陣も優秀で」「経営内容を正直に公表している」企業を選ぶべきだ。運任せの投資も可能だ。しかし流行は終わってしまえばそれまでだ。振り回されてはいけない。

ある種の思想、人物、アイデアなどにのめりこむのは間違いではない。しかし、特定の企業の株にのめりこんではならない。株式は企業の所有物をあらわす「紙切れ」にすぎない。投資の目的はあくまで「利益の確保」にある。これまでにある銘柄にほれ込んで資金をつぎ込み大成功した人もいなくはない。ただ、そうした人は非常に少ない。銘柄にほれ込んでも、値段が上がりすぎたら他のほれ込んでくれる人にさっさと譲ることだ。

自分がどんな正確の人間であるかを見極めて運用を行うこと。あなたは相場好きの人だろうか?それともその反対だろうか?とにかくリスクを犯すことは慎重にするに越したことはない。

人間の心理が株式市場に及ぼす影響はなかなか無視できない。市場が買いムード優勢の時には買い手側が売り手側より熱心であり、逆に売りムードのときは売り手側の方が切羽詰った状況にある。経済統計や証券分析以外にも売買を左右する要因は少なくない。偶然頭痛に襲われたせいで取引に成功(失敗)することだってある。

常に柔軟であれ。私の運用方針は予期せぬ事態に遭遇したり、失敗を重ねるうちに何度か修正を余儀なくされてきた。経済や政治、技術的な変革が地球の上で起きるたびに、私の物の見方も変化する。新しい状況が訪れればそれに応じて自分の思考も常に変化していかなければならない。

常に物事を疑え。古い格言を使うなら、自分の金脈は自分で探し当てろ。一歩離れて現状を観察しろ。そこらじゅうにカモがいることに気づくだろう。

投資家の中には大多数の投資家の今後の動きを予想した上で、先取りして行動すれば利益を出せると考える人もいる。しかし、これは極めて危険な考え方だ。大衆の行動は常に後追いだろう。たとえば、市場が機関投資家によって占められている場合には、彼らは相互に影響を与えすぎ、結局自分で自分の首を絞めるのがオチである。

個人的には私は市場のムードに逆行するタイプだ。下げ相場では強気に出る。上げ相場で市場全体が浮かれているとき私は売る方に回る。そうすれば売るタイミングが多少早くとも、多くの場合十分な儲けが出る。

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