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T・ロウ・プライスのプロフィール

アメリカの金融サービスグループT・ロウ・プライスの創業者。天才投資家と称される。新たな成長産業を探し出し投資するというスタイルを持っていた。彼の会社は個人および機関投資家の投資顧問サービスを提供し、世界中で株式、債権、その他の金融商品を使いポートフォリオを管理している。

証券投資の3つの代表的な目的

(1)資産の価値を保全(2)確定利付きの利息収入の確保(3)元本自体を増加

元本の保全を目指すなら、利息収入と資産の増加はさほど望めない。利息収入の拡大を狙うなら、元本維持・増大はある程度あきらめなければならない。証券投資の三つの目的を同時に満たすことのできる証券は存在しない。

証券投資は必然的にリスクを伴うものだが、リスクの度合いは証券の種類によって大きく異なる。たとえば、短期国債なら元本の価値保全に適しているが、利息収入はあまり期待できない。逆に企業の株式は、高いリターンを見込める半面で元本が保全される可能性は比較的低い。証券投資の三つの目的を同時に満たすことのできる証券は存在しない。

人間と同じように企業にも「成長」「成熟」「老化」の三段階のライフサイクルがある。人間を例にとれば25歳よりも50歳の人に、50歳の人よりも75歳の人に保険をかけるほうがはるかにリスクは高い。「成熟期」を迎え、「老化」に向かうとともにリスクは上昇する。投資にも同じことが言える。

投資に際して、あらかじめファンド全体のどれだけを「元本維持」と「利息収入」と「値上がり益キャピタルゲイン狙い」に振り向けるかを決めておく必要がある。その上で、それぞれの目的を満たすのに最も適した証券を選択すべきなのである。

常識的に考えれば長期的な成長軌道が上向いているときに投資を行うほうが、成熟期、老化期を迎えた企業に投資するよりもリスクが低い。成長期に投資を行えば、最大のリターンを確保できる。成熟期、老化期に入った企業に投資すればそれ相応にリスクも上昇する。

投資計画を立てる際に重要なのは、まず投資の目的を明確にすることだ。どんな株式投資でも、短期的には値下がりリスクを避けられないので、投資目的によっては株式以外のほうが十分な収入を確保できるかもしれない。

景気循環が企業のライフサイクルと同時に起こる場合、ある企業がいつ老化期に入ったかを判別するのは難しい。しかし、社会・政治・経済の動向を十分に分析すれば、企業の長期的な収益力の変化を読み取り、老化が始まる前に投資を引き揚げることは十分に可能なはずだ。

特定の産業のライフサイクルを調べる最良の方法は2つある。ひとつは一株あたり売上数量。もうひとつは株式に配当されうる純利益の動向のチェックである。銘柄選択は売上・利益の両面で成長している企業の中で検討しなければならない。

「成熟株」と到達しうる最大限の収益力に到達した企業の株を言う。「衰退株」とは収益力が長期的・循環的な低下過程に入った企業の株を指す。

成長株は「周期的成長株」「安定的成長株」の二種類に分類され、それぞれ異なった投資目的に適している。「周期的成長株」は景気回復時のキャピタルゲイン狙いに向いている。

購入時には成熟株・衰退株の配当率は成長株を上回るかもしれないが、数年のうちに成長株の配当は必ず増加する。この点は成長株のキャピタルゲインを、成熟株・衰退株のキャピタルロスと比較すれば一層明瞭だ。現時点での高配当は、将来の減配とキャピタルロスのリスクの上に成り立っている。

重要なのは企業のライフサイクルと経済全体のサイクルを混同しないことだ。景気のサイクルは企業のライフサイクルよりもはるかに周期が短い。成長過程にある企業の収益力は、景気サイクルを経るたびに拡大していく。成長株でも景気後退期には純利益や時価総額の低下は十分にありうるが、他の成熟株、衰退株を比べて回復力は強い。

株に投資すべき理由は「配当の成長」と「キャピタルゲイン」の2点にある。多くの投資家は、現時点の状態を見て配当の高い株に投資するが、これは間違ったやり方である。というのは、現時点で配当の高い企業は将来的には減配と値下がりの危険性が高いためだ。

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