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ゲイリー・スミスのプロフィール

【ゲイリー・スミス】米国の株式・株式先物投資家、個人デイトレーダー。若干14歳でトレードの道に進む。最初の20年は毎年損を出し破産寸前まで追いつめられる。その後15年間連続で勝ち続け独自の投資手法を確立。ホームトレーダーの草分けとしてデイトレーディングブームを牽引する。軽快な語り口でデイトレードの手法をわかりやすく解説した著書「Live the Dream by Profitably Day Trading Stock Futures」「How I trade for a living(邦訳ゲイリー・スミスの短期売買入門 ホームトレーダーとして成功する秘訣)」はベストセラーとなり自宅でトレーディングを行うデイトレーダーのバイブル的な存在になっている。

株、オプション、先物、ファンドのどの商品でも、「10万ドルの元手で取引するとき」と「1万ドルのとき」と同じ方法ではダメなのだということがトレーディング初心者にはわかっていない。少額の投資であれば積極的に攻めるのは簡単である。元手が増えた時であれば資本を増やすより資本を減らさないようにすることがより重要になってくる。

すべての取引について最悪の事態に備え、うまくいかないと想定することは有利だと私は考える。こうすれば、マーケットが不利に動いても決して心理的な油断に付け込まれることはない。なぜ私はトレーダーとしての成功を喜んで受け止められないのか、それは単に自意識過剰という自惚れに対する防御姿勢なのだ。

勝ち残るトレーダーのほとんどに共通して見られる特長は、情熱と狂気のような集中力である。情熱と狂気のような集中力を持ってトレーディングするということは、トレーディングを人生で最も大切なものとして扱うことを意味する。

私はレバレッジが嫌いでどんなことがあっても避けるようにしている。十分に資本を持っているか、あるいはもうレバレッジが必要ないくらい元手を貯めたら、どんなことがあっても疫病を避けるようにレバレッジを避けた方が良い。

トレーダーは健全な資金管理戦略を固く守り、モメンタムが有利な場合に限って賭けていれば、株式市場で富をかき集めることができるだろう。

通常成功する人には次のような事情がある。彼らは幼いころから自分がどういう人生を過ごしたいか知っていて、エネルギーをその目標の達成のために集中する。

トレーディングは他の職業と同様に特別な技能を必要とする。現職を辞めてトレーディングで生計を立てたいと考える専門職の大多数を医師とエンジニアが占めている。どちらの職業も長年の学問と経験を必要とするものである。それなのにどうしてトレーディングで生計を立てることはすぐにでも始められると考えるのだろう。

トレーダーが立て続けに損を出すのは自己欺瞞が達者なためでもある。自分がどこでどう間違ったかを知るのが怖いのだ。私がブレイクイーブン(損益がとんとん)のトレーダーから堅実に稼ぐトレーダーへと変身したのは、取引を一件ずつ精密に分析した結果なのだ。

多くのトレーダーが損をする典型的な原因のうち最も肝心なものは、経験不足で「何が良くて何が悪いか」わからないこと。もうひとつは、現実的でないリターンを期待することである。数週間、数か月のうちに200から300%の利益が得られるというパンフレットやテレビの誇大広告にのせられて大勢の未経験者がトレードの世界に入ってくる。

私は分散投資を信じたことはないし、今後も信じないだろう。これはトレーディングを始めたころに読んだ本の影響かもしれない。ニコラス・ダーバスもジェシー・リバモアも買った値上がり株に価値がある間はその株で取引し続けただろう。

大物トレーダーはお金のために取引をしているのではないという話を良く耳にするが、これはナンセンスである。こうした大物は多額の富を築いたので鷹揚な意見を述べる贅沢が許されるのだ。しかし、彼らが駆け出しの頃、100%お金のために取引をしていたことは間違いない。

チャート分析は私にとって何の役にも立たなかった。チャートは過去の説明には役に立ったが、未来の説明には無力だった。チャートを一切見ないことにしていたら、私はもっとうまく行っていただろう。

私が勝者になったのは月ベースで損を出さないようにすると言う目標を立てたあとのことである。年月がたてば毎月の稼ぎの蓄積がトレーディングで生計を立てるという大きな成功と夢の実現につながるだろう。

ブレイクイーブン(損益がとんとん)のトレーダー時代に、私は収入以下で生活するすべをマスターした。トレーダーとして成功しても、いまだ質素なライフスタイルを守っている。私にとってお金とは所有のために物を買う手段ではなく、自由と心の安らぎというような無形のものを手に入れる手段である。

20年来の夢を少し修正した。夢の中で『できるかぎりはやく金持ちになりたい』という部分は、トレーディングを始めたその日から逆効果しかもたらさなかった。金額の多少にかかわらず、毎月利益を出すように専心しようと決心した。そうすれば時がたつにつれて資本は累積され、かなりの額になるはずだ。

何年もかけてマーケットについて学び、また何年もかけてマーケットでトレーディングを行い、それでも努力の成果として見るべきものがないという人もいるだろう。この場合の問題はリスクと不確実性をうまく取り扱うことができないことにある。

空売りの問題点は、ほぼ完ぺきなタイミングでトレードを行わなければならないことである。相場が大きく下がる時は、すさまじい勢いでほとんど予告もなしに急激にやってくる。最初から取引の渦中にいるのでなければ、取引に参入する適当なタイミングを見つけるのはほとんど不可能だ。

自分のトレーディングの歴史をたどってみると多くの弱点が見つかったが、トレーダーとして最も嘆かわしい過ちは、なんの目標もないか、またはマスタープランもなしに行動していたことである。

私の過去の上手くいかなかった取引をかえりみると、トレーディングの元手を失ってしまうかもしれないという恐怖が先立って最小の利益の確保で満足するか、ちょっとした価格の反応におびえて取引を終了するかのいずれかだった。

私のトレーディング哲学は、投資資本を時間をかけてシステマティックに規則正しく蓄積して殖やしていくことである。元手を一挙に殖やそうという無謀な考えは抱いたことはない。

彼ら(教材販売や投資顧問やセミナーで生計を立てている人たち)のなかで生計のためにトレーディングをしている人はだれもいない。彼らのお目当てはトレーディングツールやサービス、あるいはニュースレターの販売だった。その方法論は後知恵としては良くできていたが、現実のトレーディング世界で適用させるにはあまりにも不正確だった。

私がかつて熱烈なギャンブル好きであったと聞いても驚く人はいないだろう。一攫千金を追い求めていけば、最終的に行きつくところはギャンブルではないだろうか。私は幼いころから馬に接する機会が多かった。

トレーディングの成果を先天的な才能や能力の結果だと簡単に割り切る人がいるかもしれない。しかしそれは、できないとあきらめた人が逃げ口上に使う馬鹿げた台詞である。

デイトレードが大流行しているのは承知している。しかしもし私がデイトレードに固執し、もっと長いスパンでの取引をしていなければ、今までの稼ぎは何十万ドル単位で減っていただろう。このことはいくら強調しても足りないくらいだ。

マーケットには流れとリズムがあり、そのリズムとはモメンタム(株価などの勢いと・方向性のこと)であることに気づいた。トレーダーとしての成否はこのモメンタムといかに調和するかにかかっている。私のトレーディングの方法論はマーケットリズムに適応するためのいくつかのモメンタムパターンに基づいている。

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